磐梯山と猪苗代湖
会津若松市は、福島県の西部、会津盆地の東南に位置し、会津地方の交通や流通の拠点として古くから栄えてきました。鶴ヶ城をはじめ白虎隊士が自刃した飯盛山、白虎隊の学び舎である會津藩校日新館など、歴史的な観光資源が豊富に点在するとともに、磐梯山や猪苗代湖などの風光明媚な自然景観にも恵まれ、毎年たくさんの観光客が訪れます。
また、会津清酒や会津漆器を代表とする伝統的地場産業も盛んで、赤べこをモデルとした「あかべぇ」は会津のマスコットキャラクターとして人気です。
会津若松市は、歴史的な観光スポット巡りはもちろん、東山温泉や芦ノ牧温泉などの名湯を満喫したり、会津の風土や自然を列車から楽しむ会津鉄道の「お座トロ展望列車」や、日本庭園の風情や季節の花々を鑑賞できる、会津の歴代藩主が愛した庭園「御薬園」など、多種多様な観光を堪能できます。
東山温泉
会津鉄道
芦ノ牧温泉
御薬園
江戸時代、会津松平家の城下町として栄えた会津若松市は、1868年に勃発した戊辰戦争の戦地の一つとなりました。白虎隊の悲劇や、女性ながら銃を片手に戦った新島八重の波乱万丈な生涯など、歴史に残る逸話が数多く残されています。また、400年以上の歴史を持つ初市「十日市」や災疫除去と豊作を祈る「彼岸獅子舞」などの伝統芸能も会津若松市の文化を語るのに欠かせない存在です。
白虎隊慰霊祭
新島八重生誕の地碑
会津漆器や会津木綿をはじめ、会津絵ろうそく、赤べこ、起上り小法師、唐人凧などの工芸品や民芸品。こづゆや田楽、わっぱ飯などの郷土料理。会津ブランド馬刺し、福島県ブランド認証産品の会津身不知柿、会津地鶏など、食文化も豊かです。
また、良質な米と水による日本酒の醸造も盛んで、市内には9つの蔵元があります。全国新酒鑑評会では、多くの蔵元が金賞を受賞するなど、高い評価を受けており、会津若松の地酒はお土産品としても大変人気があります。
唐人凧
馬刺し
地酒
会津地鶏料理