南相馬市博物館
南相馬市博物館では、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」を中心に、南相馬市の歴史資料物を展示しています。相馬野馬追で行われる神旗争奪戦の様子を、ジオラマで再現しているほか、甲冑をはじめとする野馬追の祭具、江戸時代の野馬追が描かれた「相馬野馬追図屏風」などを展示し、武家の伝統を受け継ぐ相馬野馬追の歴史と変遷について紹介しています。また、シアターでは、東日本大震災直前の南相馬を伝える、貴重な記録映画を上映しています。
【お問い合わせ】南相馬市博物館 TEL.0244-23-6421
相馬小高神社
相馬小高神社は、中世の奥州相馬氏の居城であった小高城跡にあります。小高城は中世の城としては小規模なものですが、土塁などが現在もよく残っており、その姿から、別名を「紅梅山浮舟城」と呼ばれ、住民に親しまれています。現在は、国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」の3日目の野馬懸の祭場地として知られています。神社境内には、雷神社・奥の院・天満宮・棚機(たなはた)神社なども多数祀られ、初詣には多くの参拝者で賑わうとともに、桜の名所としても有名です。
【お問い合わせ】相馬小高神社社務所 TEL.0244-44-2323