我が家のワン公が死守していた雪を取り除いて、正義の勝利を、声高々に宣言させていただいた、その夜のことです。
ンッ。何か違うなと思いつつ、夜の散歩に連れ出しましたが…。
やはり、何時もと様子が変です。
何時もはじゃれ付く、吹き溜まりの雪の山にも、今夜に限って、あまり興味を示しません。
散歩に連れ出すと、なかなか家に帰りたがらないのに、いやに素直に、家に戻り始めます。
ムムッ、何かあるな?
家に着いて、何時ものようにウッドデッキにワン公を放すと、ナント、ナント、ナントです。
ウッドデッキの真ん中に、小さな雪の山があるではありませんか!
そして、その周りを、ワン公様が、跳びはねておりました。
せっかく、正義の勝利宣言をしたのに…。
裏切り者は、身内におりました。
わざわざ、新雪を掻き集めて、ワン公専用の雪山を作ってやったもう一人の飼い主がいたのです。
それって、私は正義の使者ではなく、単に飼い犬に意地悪をしたオッチャンだったと言うことですか…。
フゥーッ。
(写真は、明るくなった翌朝のものです。)
