南会津町南郷地区は冬になると2m近くの積雪となり、昔は雪によって峠が閉ざされてしまい、物資が届かず、お酒も手に入りにくいことがありました。 そこで、「お酒がないなら、自分たちで旨い酒を造ろう！」と地元の人たちが集まり、自ら地元の米と水を使って酒造りを始めたのが、花泉酒造の創業です。

酒米は地元の農家と協力して、いちから良質な酒米を作っています。
仕込み水の「高清水」は、林野庁が認定する「水源の森百選」の一つ「高清水自然公園」に源泉があり、超軟水でとてもやわらかく甘味のある水のため、お酒はやさしくて柔らかい味に仕上がります。

「花泉は、蔵人も全員、南郷地域の地元の人です。地元の自然の恵みとそこに息づく人々によって作られる生粋の地酒をぜひご賞味ください。」

花泉酒造合名会社　会長　近藤　努