長崎空港は大村湾の海上にあり、南の長崎市中心街にも北のハウステンボスにも高速バス1時間ほどでアクセスできます。長崎市街地は、路面電車、バス、新幹線などの公共交通が充実し、歩いて快適に観光できます。
爆心地の北の丘に平和祈念像がある平和公園、南に長崎原爆資料館があります。
平和公園の高台から見た浦上天主堂。原爆で破壊され、保存か解体かで意見が割れましたが、1958年に解体、翌年に再建されました。
グラバー園には、国指定重要文化財の旧グラバー住宅・旧リンガー住宅・旧オルト住宅と、市内に点在していた6つの明治期の洋館が移築復元されています。居留地時代の面影を残す石畳や石段が、歴史や文化の香りを一層引き立てています。
大浦天主堂は外国人居留者のため幕末の1865年に建設された日本最古の教会堂。国宝。拝観料1000円。
1634年、興福寺の禅師が架設し、日本最古の石橋とされる眼鏡橋。1647年の洪水で被害を受け、翌年に平戸の石工好夢によって大修理が行われました。1982年の長崎大水害で一部崩壊しましたが翌年復元されました。中島川には、桃渓橋、阿弥陀橋、高麗橋、袋橋、編笠橋など20以上の石橋があります。
ただの坂なのでオランダ坂をがっかりスポットなどという人もいますが、情緒があります。健脚なら大浦天主堂、グラバー園、鍋冠山展望台へと坂や細道を歩いて長崎の伝統や生活を感じるのがおすすめ。